前夜したたかに飲んだ男が、日曜日の長く退屈な礼拝に出席していた。まだ酔いが残っていたのと
疲れていたのとで、男はとうとう居眠りを始めた。
神父はずっと男の様子を見ていたが、明らかに二日酔いの様子を見て、むしゃくしゃしていた。
説教の終りに、神父は男を懲らしめることにした。
会衆に向って、
「天国に行きたいと思う方はどうぞお立ちください」
と言った。 全員が立ち上がった
--- -ただし、眠っている男は除いて。
次に神父は声を高めて
「では、地獄に行きたいと思う方はお立ちください!」
と言った。
くたびれた男は最後のところだけを耳にして、よろよろと立ち上がった。
見ると、立っているのは自分だ けである。
戸惑った男は恥ずかしくなって、言った。
「なんの決を採っているのか知りませんが、どうも賛成してい るのは神父さまとわたしだけのようですね。」
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