2013年12月10日火曜日

ブラックジョーク:無線の相手

第二次世界大戦中、ある戦艦が霧の中を航行していると、その巡航コースにスポットライトが突然、浮かび上がった。

艦長は危険を察知し、無線で緊急連絡を入れて叫んだ。

「前の船、左に進路をとりなさい!」

その直後、相手から無線で応答があった。

「何を言うか。そちらこそ右へ進路をとりなさい!」

艦長は憤慨して再度、叫んだ。

「私はこの船の艦長だ。もう一度言う。左に進路をとりなさい!」

「私はただの船員だ。とにかく、右へ進路をとりなさい!」

言うことを聞かない相手に、艦長は真っ赤になって怒鳴った。
「き、貴様、この船はただの船じゃない。戦艦だぞ!」
「その気になれば、いつでもお前を沈められるんだ!」
「貴様、砲撃されたいのか!」

頭から湯気が出ている艦長に、無線機から落ち着いた声が響いた。

「あー、そこのアホ艦長、よく聞いてくれ。」

「な、何だと!」

「あんた、灯台を砲撃するつもりかい?」

0 件のコメント:

コメントを投稿